2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[13p-A201-1~9] 非晶質材料の動的現象とデバイス応用の現状と展望

2020年3月13日(金) 13:30 〜 17:30 A201 (6-201)

梶原 浩一(首都大)、本間 剛(長岡技科大)、吉田 憲充(岐阜大)、齊藤 雄太(産総研)

16:30 〜 16:45

[13p-A201-7] ホウ素サイト置換型新規リチウムイオン伝導性ボラサイトLi4B4M3O12Cl (M = Al, Ga)結晶化ガラスの合成と評価

梶原 浩一1、手塚 直人1、齋藤 真優1、庄司 真雄1、若杉 淳吾1、棟方 裕一1、金村 聖志1 (1.首都大)

キーワード:リチウムボラサイト、結晶化ガラス、リチウムイオン伝導

ボラサイトは一般式A3B7O13X (A: 2価陽イオン、X: 主にハロゲン陰イオン)の化合物の総称である。また、リチウムイオン伝導性を示すリチウムボラサイトLi4+xB7O12+x/2Xも存在しており、我々はその熔融急冷--結晶化による簡便な合成法を開発した。しかし、ホウ素サイトが置換されたボラサイトは未知であった。本発表では、ホウ素サイト置換型新規リチウムボラサイトLi4B4M3O12Cl (M = Al, Ga)の結晶化ガラスとその物性、この結晶化ガラス電解質を用いたリチウム二次電池について報告する。