2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » プラズマ誘起生体反応の機序解明最前線~何が何処まで解ってきたか~

[13p-A205-1~7] プラズマ誘起生体反応の機序解明最前線~何が何処まで解ってきたか~

2020年3月13日(金) 13:30 〜 17:20 A205 (6-205)

古閑 一憲(九大)、呉 準席(大阪市立大)

16:50 〜 17:20

[13p-A205-7] パルスパワーの農業・食品応用における作用機序

高木 浩一1,2、高橋 克幸1,2 (1.岩手大理工、2.岩手大アグリセ)

キーワード:パルスパワー、プラズマ、農業

近年,プラズマや高電界を農業・食品分野で利用する研究が活発になされている.プラズマや高電界で植物の発芽や生長の促進,担子菌(きのこ等)における子実体形成促進,培地の病原菌不活化などプレハーベストでの利用,また収穫物の鮮度保持などポストハーベストでの利用である.パルスパワーは,電界やプラズマの高精度時空間制御を可能にする技術で,この特徴を活かすことで,植物への作用選択性が高まる.ここでは,パルスパワーで制御されたプラズマや高電界場を農業・食品分野で利用する技術について,作用機序を中心に述べる.