2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.5 デバイス/配線/集積化技術

[13p-A305-1~13] 13.5 デバイス/配線/集積化技術

2020年3月13日(金) 13:45 〜 17:45 A305 (6-305)

中塚 理(名大)、遠藤 和彦(産総研)

16:00 〜 16:15

[13p-A305-7] Multi-Sidewall TLMを用いた精密なInAs/Ni-InAs間の接触抵抗率測定

隅田 圭1、竹安 淳1、加藤 公彦1、トープラサートポン カシディット1、竹中 充1、高木 信一1 (1.東大院工)

キーワード:InAs、TLM、接触抵抗

メタルS/Dを有するInAs nMOSFETは低温での素子作製が可能であり、金属への低いショットキー障壁を持つことから、将来の3次元集積CMOSへの応用が有望である。しかしながら、代表的な合金であるNi-InAsとInAs間の接触抵抗率を定量的に評価した例は報告されていなく、これはInAs/Ni-InAs系に適したテスト構造が無いことに起因する。そこで本研究ではInAs/Ni-InAs系での接触抵抗率評価を可能とするテスト構造として、Multi-Sidewall TLMを提案し、抵抗評価を実証したので報告する。