2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » エナジーストレージ素子の最前線 ~大容量・高信頼性に向けて~

[13p-A402-1~10] エナジーストレージ素子の最前線 ~大容量・高信頼性に向けて~

2020年3月13日(金) 13:30 〜 17:55 A402 (6-402)

坂本 渉(中部大)、吉村 武(阪府大)

15:15 〜 15:30

[13p-A402-5] 第一原理計算による常誘電体パイロクロア型酸化物La2Zr2O7に添加したY周りの構造の解析

吉野 正人1、横手 俊哉1、坂本 貴大1、山田 智明1,2、長崎 正雅1 (1.名大工、2.東工大元素戦略セ)

キーワード:La2Zr2O7、第一原理計算

第一原理計算を用いてY添加したLa2Zr2O7の構造最適化計算、イオンの安定位置間の移動経路の計算を行い、Y周りの構造について評価した。Yの安定位置は置換前のLa位置を囲む円弧に沿って比較的平坦なポテンシャル上に存在することがわかり、Laサイトに置換したYの無秩序変位が予想される結果が得られた。Y周りの酸素イオン欠陥の形成と構造に与える影響についても調べた。