2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.1 作製・構造制御

[13p-A404-1~13] 12.1 作製・構造制御

2020年3月13日(金) 13:15 〜 16:45 A404 (6-404)

帯刀 陽子(農工大)、福田 武司(積水化学工業)

13:45 〜 14:00

[13p-A404-3] 乳化による金属・フェノールネットワークのナノ粒子の合成

加藤 徳剛1、ラヒム アリーファ2、カルーソ フランク3 (1.明大理工、2.ニューサウスウェールズ大工、3.メルボルン大学)

キーワード:ドラッグキャリア、ポリフェノール

タンニン酸(TA)は、天然ポリフェノールの一種である。TAは金属イオンとmetal-phenolic-network (MPN)を形成し、薄膜や多機能性カプセル、さらに超分子メタロゲルの形成が注目されている。単にTA溶液と金属イオン溶液を混合するだけでMNPが形成でき、TAは生体適合性の高い材料である。そのため、もしTAのMPNでナノ粒子が形成できれば、治療・診断や美容に役立つような、ナノキャリアなどの応用が大いに期待される。そこで、ナノ粒子の合成方法について報告する。