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[13p-A404-4] 超放射に基づくシンチレータの開発に向けたJ会合体ナノ粒子の作製
キーワード:超放射、J会合、ナノ粒子
本研究は、有機色素会合体のナノ粒子を用いた超放射を実現し、超放射に基づくシンチレータの開発を目的とする。超放射は、励起されたコヒーレント状態の分子が一斉に量子を放出する現象で、通常の自然放射に比べて放射寿命が短くなるとともに、放射強度が強くなるため、シンチレータの高速化・高感度化が可能になる。本研究では励起状態が非局在化した特異な会合状態を取るJ会合体に着目し、J会合体ナノ粒子の作製を行った。