[13p-A404-1~13] 12.1 作製・構造制御

[13p-A404-7] 導電性有機材料を用いた螺旋状高次集合体の構造と電磁特性評価

〇帯刀 陽子¹、岩田 浩輝¹、菅野 由佳¹、西原 禎文²、芥川 智行³、中村 貴義⁴ (1.東京農工大学、2.広島大学、3.東北大多元研、4.北大電子研)

キーワード：分子集合体、螺旋構造、電荷移動錯体

分子性導体は高導電性を発現することが知られている。この分子性導体の有する物性を保持しながら分子エレクトロニクスへの応用を可能にするために、ナノワイヤ・ナノコイルなどへの材料化が強く望まれている。そこで本研究では、水素結合部位、キラル部位を導入したTTF誘導体を合成し、更にアクセプターと混合することで螺旋高次集合体を作製した。さらに、螺旋構造が有する電磁気特性についても明らかにした。