2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[13p-A407-1~16] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2020年3月13日(金) 13:15 〜 17:45 A407 (6-407)

林 智広(東工大)、三浦 篤志(北大)、田和 圭子(関西学院大)

17:30 〜 17:45

[13p-A407-16] Bull's eyeプラズモニックチップによる単一エキソソームの2色蛍光イメージング

藤本 絵里1、田和 圭子1 (1.関西学院大理工)

キーワード:プラズモニックチップ、単一エキソソーム、GC-SPR

本研究では、ガラス基板上では検出困難な蛍光標識単一エキソソームをBull’s eye構造プラズモニックチップで二種類の検出抗体を用いて検出した。蛍光顕微鏡像における輝点の半値幅と蛍光強度より単一エキソソームを評価したが、半値幅は200 nm φの蛍光シリカ粒子測定によって570 nm未満を基準値とした。プラズモニックチップによって増強蛍光像を検出し、半値幅解析法を行うことで、2種類の抗体で単一エキソソームの検出ができた。