[13p-A407-1~16] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[13p-A407-2] フェムト秒レーザー誘起衝撃力を利用した細胞間接着の評価手法の開発

〇細川 陽一郎¹ (1.奈良先端大)

キーワード：１細胞計測、細胞の力学特性、動物細胞と植物細胞

我々は、高出力赤外フェムト秒パルスが顕微鏡下で誘導する局在した衝撃波・応力波発生過程に特に注目し、それらを利用した細胞間接着強度の評価手法を開発し、バイオ・医学分野の研究者と多くの共同研究を展開している。本発表では、レーザー誘起衝撃力を利用した細胞間接着強度の評価が、生物の本質を知る新しい方法となりえる可能性、工学に担う可能性についても述べる。Y. Hosokawa “(Invited Review) Applications of the femtosecond laser-induced impulse to cell research,” Jpn. J. Appl. Phys. 58, 110102 (2019).