2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[13p-A407-1~16] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2020年3月13日(金) 13:15 〜 17:45 A407 (6-407)

林 智広(東工大)、三浦 篤志(北大)、田和 圭子(関西学院大)

13:45 〜 14:00

[13p-A407-3] 高圧力による非運動性クラミドモナス軸糸の活性化イメージング

西山 雅祥2、八木 俊樹1 (1.県立広島大、2.近大)

キーワード:高圧力顕微鏡法、軸糸振動

緑藻クラミドモナスは2本の鞭毛を使い水の中を自由に泳ぐことができる。本研究では、この軸糸の中央部分(中心微小管やスポーク)を欠失した変異株に着目し、高圧力下で鞭毛運動を観察した。その結果、軸糸変異株が、40-60 MPaの下で、屈曲運動を開始した。高圧力下ではダイニン外腕の活性が上がることで、軸糸微小管の滑り運動、つまり、軸糸構造の屈曲運動が誘導されることが判明した。