14:00 〜 14:15
[13p-A408-4] 溶液プロセスによるバイオセンサ用TFTアレイのリーク特性の改善
キーワード:溶液プロセス、酸化物TFT、リーク特性
本研究室では、溶液プロセスを用いたバイオセンサの切り替え用途としてのTFTアレイを開発してきた。従来の成果ではリーク電流最大値が大きいことが課題であり、この改善のためにゲート絶縁膜にLaTaO(La:Ta=3:7,0.2 mol/kg)溶液を使用してTFTアレイを作製した。作製したTFTのドレイン電流値は1 pA-10 µA(on/off比107)、リーク電流の最大値は10 pA (VG=10V)程度であり、従来の成果と比較してリーク電流最大値の2桁程度の改善を達成できた。