[13p-A409-1~14] 12.4 有機EL・トランジスタ

[13p-A409-12] 高仕事関数を有する導電性高分子電極の開発とデバイス応用

〇山下 侑^1,2、常田 ゆきな¹、鶴見 淳人²、牧田 龍幸¹、河野 真弥¹、岡本 敏宏^1,3、渡邉 峻一郎^1,4、竹谷 純一^1,2,4 (1.東大院新領域、2.物材機構、3.JST さきがけ、4.OPERANDO-OIL)

キーワード：高分子半導体、仕事関数制御、化学ドーピング

有機半導体材料は電極とショットキー障壁を形成する場合が多く、効率的なホール注入には高仕事関数を有する電極材料の開発が必要である。本研究では高分子半導体を強力かつ安定に化学ドーピングすることによって白金に匹敵する5.5 eV程度の高仕事関数を有する導電性高分子電極を実現した。導電性高分子電極と有機半導体との接合界面における電荷移動や注入特性を電子スピン共鳴法および電界効果トランジスタ測定から評価した。