2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[13p-A410-1~6] 全固体電池の最前線:基礎,課題,将来展望

2020年3月13日(金) 13:30 〜 17:00 A410 (6-410)

住友 弘二(兵庫県立大)、古川 貴司(日立ハイテク)、福田 めぐみ(日本工大)

16:00 〜 16:30

[13p-A410-5] 全固体電池解析手法の進展:界面の構造、電子輸送、イオン輸送、および、プロセス

今井 英人1 (1.日産アーク)

キーワード:全固体電池、電子顕微鏡、放射光

全固体電池の開発において、良好な界面の設計および制御は、高出力・安全性といった全固体電池のメリットを引き出し、液LIBの性能を超えるために重要であることは言うまでもない。しかしながら、固体電解質材料や活物質の選択と組み合わせ、電極製造プロセス、形成された電極の状態、オペレーション条件等により、多種多様な固体界面が形成されることに加え、限られた観測・計測手法のため、界面の構造や、電子、イオン輸送、および、界面形成プロセスの理解は十分とは言えない。本講演では、このような界面計測における課題を解決する最新の解析手法を紹介する。