2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 植物RIイメージング技術と応用~農業応用の最前線~

[13p-A501-1~7] 植物RIイメージング技術と応用~農業応用の最前線~

2020年3月13日(金) 13:15 〜 16:45 A501 (6-501)

河地 有木(量研)、大矢 重宗(日本アイソトープ協会)

14:00 〜 14:30

[13p-A501-3] 植物体内のセシウム動態を可視化するポジトロン放出核種127Csトレーサの開発

鈴井 伸郎1 (1.量研)

キーワード:放射性同位元素、イメージング

量研高崎研では、ポジトロン放出核種で標識されたトレーサ(11CO2, 13N2, 107Cd等)を製造・精製し、PETISと呼ぶプラナー型のポジトロンイメージング装置を用いて、生きた植物体内における元素動態を非破壊的に可視化する研究を行っている。2011年の福島原発事故以降は、植物体内のセシウム(Cs)のポジトロンイメージング技術の開発に取り組んできた。本発表では、ポジトロン放出核種127Cs(半減期:6.25時間)の製造・精製方法について紹介する。