2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 フォトニック構造・現象

[13p-B401-1~9] 3.11 フォトニック構造・現象

2020年3月13日(金) 13:00 〜 15:30 B401 (2-401)

角倉 久史(NTT)、高橋 和(大阪府立大)

13:30 〜 13:45

[13p-B401-3] 静電気照射がナノ共振器シリコンラマンレーザに与える影響

保田 賢志1、浅野 卓2、野田 進2、高橋 和1 (1.大阪府大院工、2.京大院工)

キーワード:シリコンラマンレーザ、フォトニック結晶、静電気

我々は,高Q値フォトニック結晶ナノ共振器を用いたシリコンラマンレーザを開発している.本デバイスでは,100万以上のQ値を持つ共振モードにより3次の非線形効果である誘導ラマン散乱効率を高めた結果,レーザ発振が起こる.そのため,共振器近傍の環境変化により発振が停止する.この特長を利用すれば,ノイズ耐性と再現性に優れたセンシングが可能と考えている.今回,静電気をラマンレーザに照射した際の影響を確認した.