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△ [13p-D519-6] 原子間力顕微鏡を用いたAg(111)上シリセンのT相の構造解析
キーワード:原子間力顕微鏡、シリセン
シリセンはSi原子がハニカム状に配列した二次元物質である。近年、シリセンはその優れた電子特性により注目を集めている。シリセンは座屈構造を持っているため、シリセンにの正確な構造決定は難しい。本研究では、Ag(111)上のシリセンのT相のAFM観察について報告する。AFM観察の結果、T相のすべてのSi原子を画像化することに成功した。また、得られたAFM像によって、T相の原子配列には二つの異なるタイプがあることも特定した。