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△ [14a-A301-8] 分子膜ギャップ型原子スイッチの定性数理モデルを構築し、そのHSPICE実装及び評価を行った。原子スイッチの電極内銀イオンの状態、電極間の銀原子の状態を変数に置き微分方程式を構築した。原子スイッチは電極間にブリッジが形成される前後の二状態を持つため、電極間のポテンシャルを二重井戸ポテンシャルで表現した。このモデルをHSPICEでシミュレートした結果、実験によって観測された電流電圧特性を良く再現した。
キーワード:原子スイッチ、SPICE、数理モデル