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[14a-A403-5] 電圧誘起劣化試験のp型単結晶Siセル表面への影響
キーワード:シリコン、太陽電池、電圧誘起劣化
短期間に大幅な太陽電池モジュールの発電性能の低下を引き起こす電圧誘起劣化(potential induced degradation: PID)現象は、カバーガラス中もしくは、セル表面に汚染物質として存在するNaの移動が原因の一つとされている。これまでに我々は、Naの移動過程に注目し、PID加速試験後のp 型多結晶Si太陽電池モジュールにおいて、セル表面に局所的にNaが析出するとともに、SiNx膜の導電性が高くなることを報告した[1, 2]。本研究では、p型単結晶Si太陽電池モジュールにおいて同様な評価を行い、単結晶、多結晶の違いよる影響に注目した。