2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

[14a-A408-1~7] 12.3 機能材料・萌芽的デバイス

2020年3月14日(土) 09:30 〜 11:30 A408 (6-408)

増原 陽人(山形大)、山本 洋平(筑波大)

11:00 〜 11:15

[14a-A408-6] 共振器ポラリトンを利用した多孔性配位高分子の選択的合成

平井 健二1,2、石川 紘人1、James Hutchison3、雲林院 宏1,4 (1.北大電子研、2.JSTさきがけ、3.メルボルン大、4.ルーバン大)

キーワード:光-物質相互作用、ラビ分裂、多孔性配位高分子

金属イオンと有機配位子が自己集合することで、規則的なナノ細孔を有する多孔性配位高分子(MOF)が得られる。金属イオンと有機配位子の組み合わせによって多様な構造体が得られる一方、同一の金属イオンと有機配位子から複数の構造が得られる。本研究では、光共振器中で溶媒分子を振動強結合させながら自己集合を進行させ、振動強結合がMOF合成に与える影響を検討した。