2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

[14a-A501-1~13] 10.2 スピン基盤技術・萌芽的デバイス技術

2020年3月14日(土) 09:00 〜 12:30 A501 (6-501)

好田 誠(東北大)、谷口 知大(産総研)

11:30 〜 11:45

[14a-A501-10] フェリ磁性体GdFeCoの磁性共鳴によるスピン起電力

福田 舜1、鷲見 聡1、田辺 賢士1、粟野 博之1 (1.豊田工大)

キーワード:スピン起電力、フェリ磁性体GdFeCo、磁性共鳴

スピン起電力は磁気エネルギーを電気エネルギーに直接変換でき、発電効率の良さで知られているが、実験は、遷移金属の一部に限られており、材料定数と出力の関係は明らかでない。このため、フェリ磁性体GdFeCoを用いて実験を行った。遷移金属のFeCoにGdをドープしていくとFeCoのみに比べ、出力が大きくなる部分が見られた。LLG方程式を用いた解析計算を行うと、磁化の歳差運動の軌道に変化があり、出力が大きくなったと説明できる。