[14a-B407-1~10] 11.4 アナログ応用および関連技術

[14a-B407-2] 超伝導転移端センサにおける高周波信号読み出しの検討

〇服部 香里¹、鷹巣 幸子¹、福田 大治^1,2 (1.産総研、2.産総研東大 オペランド計測 OIL)

キーワード：単一光子検出器、超伝導転移端センサー

可視光・近赤外領域の単一光子のエネルギーを測定可能な超伝導転移端センサ(Transition edge sensor; TES)は、次世代量子情報通信やバイオへの応用が期待されている。TESは光子数識別能力を有するという大きな特徴を持つ一方、ジッターの決定要因の研究および改善については取り組むべき項目が多く残されている。特に、TESの読み出しが高周波の信号に対応しておらず、信号の立ち上がりの情報が十分に得られていないのが課題である。そこで、高速読み出しの検討を行った。これらの結果を発表・議論する。