[14a-B407-1~10] 11.4 アナログ応用および関連技術

[14a-B407-8] 16エレメント超伝導ナノワイヤ単一光子検出システムの開発I

〇三木 茂人^1,2、宮嶋 茂之¹、藪野 正裕¹、知名 史博¹、寺井 弘高¹ (1.情通機構、2.神戸大)

キーワード：超伝導ナノワイヤ単一光子検出器、単一光子検出器

超伝導ナノワイヤ単一光子検出器(SSPD)の課題点の一つとして、長い超伝導ナノワイヤに起因する寄生インダクタンス(Lk)成分により、最大計数率が律速されてしまう事が挙げられる。SSPD素子受光部の多分割アレイ化は課題解決の有効なアプローチであり我々は、超伝導単一磁束量子回路を用いた高速多重化回路を適用した16エレメントSSPDシステムの開発を行っている。今回は、各エレメントへの光子到来イベントがほぼ同確率となるインターリーブ型16エレメントSSPD素子の設計・作製を行い、特性評価を行ったので報告する。