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[14a-B508-3] CMOSイメージセンサを用いた広帯域X線撮像分光検出器の開発
キーワード:CMOSイメージセンサ、X線フォトンカウンティング
近年、可視光用CMOSイメージセンサの低ノイズ化が実現し、従来のCCDに代わる科学衛星搭載用のX線撮像分光検出器として、複数の宇宙ミッションでの採用が検討されている。本研究では、画素サイズ6.5μm×6.5μm 表面照射型CMOSイメージセンサを用いて、X線に対する分光性能評価を行った。結果、エネルギー分解能はΔE/E~ 3%@22keV であり、また1.5keVから25keVの広帯域で撮像分光が可能であることが示された。