[14a-B508-1~11] 7.1 X線技術

[14a-B508-5] フーコーナイフエッジと拡散板を用いたX線微分位相結像と位相CT

〇渡辺 紀生¹、青木 貞雄^2,1 (1.筑波大数物、2.総合科学研究機構)

キーワード：X線顕微鏡、位相コントラスト、トモグラフィー

ゾーンプレートX線顕微鏡と拡散板およびフーコーナイフエッジを組み合わせた微分位相コントラストX線顕微鏡を放射光Photon Factory BL3Cに構築した。拡散板（SiC #1200研磨紙）でゾーンプレート後焦点位置の集光サイズを広げることにより、以前のようにエッジを走査すること無く微分位相結像が出来るようになった。位相CTの評価を行い、隕鉄（アグダル隕石）の位相CT像をコントラスト良く観察することができた。