[14a-D209-1~10] 2.4 加速器質量分析・加速器ビーム分析

[14a-D209-7] 中赤外キャビティリングダウン分光に基づく¹⁴C分析システムの高感度化に関する研究

〇(PC)寺林 稜平¹、齊藤 圭亮¹、Sonnenschein Volker¹、奥山 雄貴¹、富田 英生^1,2、仲田（狩野） 麻奈¹、山中 真仁¹、西澤 典彦¹、吉田 賢二³、二宮 真一³、川嶋 悠太⁴、真野 和音⁴、池原 辰弥⁴、古宮 哲夫⁴、神谷 直浩⁴、井口 哲夫¹ (1.名古屋大、2.JSTさきがけ、3.積水メディカル、4.島津製作所)

キーワード：放射性炭素、キャビティリングダウン分光法 (CRDS)、レーザー分光

高感度・高スループットを兼ね備えた¹⁴C分析法として、高感度レーザー吸収分光法であるキャビティリングダウン分光法（CRDS）により、中赤外域の¹⁴CO₂基本音吸収を測定する手法の開発を進めている。天然同位体比を下回る感度を達成するために、レーザー光の一部を光源に直接戻す手法を用いた中赤外レーザー光源の狭帯域化法を開発した。結果より中赤外レーザーの線幅を数kHz程度まで狭帯域化することができた。