2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[14a-D411-1~7] 6.5 表面物理・真空

2020年3月14日(土) 10:00 〜 12:00 D411 (11-411)

光原 圭(立命館大)

11:15 〜 11:30

[14a-D411-5] 昇温脱離法によるGaAsのNEA活性化過程におけるCs吸着状態の評価

佐田 雄飛1、城生 大1、目黒 多加志1 (1.東京理科大学)

キーワード:GaAs、負の電子親和力、昇温脱離法

本研究では、NEA表面形成過程におけるGaAs上のCs吸着状態の変化と電子放出の関係を、昇温脱離法(temperature programmed desorption : TPD)によって評価した。NEA表面形成中光電流は複数極大値を形成するが、その極大値毎にTPD測定を行った。量子効率はどの極大値からTPD測定を行っても、300℃に到達するまでに0になったが、Csの脱離は300℃以降も続いた。現段階では、300℃までに脱離するCsが直接電子放出に関与していると推測している。