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[14a-PA5-11] SPS法によるCu2ZnSnS4バルク結晶の作製と評価Ⅱ
キーワード:Cu2ZnSnS4、ラマン分光、フォトルミネセンス
太陽電池用化合物半導体としてCu2ZnSnS4バルク多結晶を放電プラズマ焼結法(SPS: Spark Plasma Sintering)法で作製し,仕込値はstoichiometricおよびCu-poor,Zn-richを用意した。本報告では主に光学的評価の結果を報告する。Cu-poor,Zn-richのラマンスペクトルではstoichiometricでは確認されていないZnS由来のピークが確認され,Cu2ZnSnS4のA/A1モードのピークのFWHMが広がったことが分かった。また,フォトルミネセンススペクトルでは約1.135,1.218 eVのピークが確認され,Cu-poor,Zn-richのスペクトルはかなりブロードであった。