[14a-PB2-1~15] 3.4 生体・医用光学

[14a-PB2-13] 生細胞への450nmレーザー光照射による光毒性の細胞周期依存性

〇山口 樹也¹、金丸 直弘¹、松山 哲也¹、和田 健司¹、岡本 晃一¹、川喜多 愛²、村田 香織²、杉本 憲治² (1.阪府大工、2.阪府大生環)

キーワード：青色光、光毒性、PCNA

我々は，ライブセルイメージングにおいて，青色レーザー光を照射後の増殖細胞核抗原（PCNA）の動態を観察することにより，青色光によって生細胞のDNA損傷が引き起こされることを示した.今回は，450 nmレーザー光をM期とS期の生細胞に照射し，光毒性の細胞周期依存性について調べた．これより，S期ではDNA損傷を修復するためにPCNAがレーザー光の照射部位に集積し,PCNAの作用により光毒性の細胞周期依存性が生じることがわかった．