2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[14a-PB2-1~15] 3.4 生体・医用光学

2020年3月14日(土) 09:30 〜 11:30 PB2 (第1体育館)

09:30 〜 11:30

[14a-PB2-15] 高速測定のための疑似ノイズ変調を利用した同時多波長光熱分光計測法の開発

山田 弘夢1、瀬戸 啓介1、小林 孝嘉2、徳永 英司1 (1.東理大理、2.電通大)

キーワード:光熱分光、ポンプ・プローブ、ノンラベル

光熱顕微鏡で試料の超解像吸収スペクトルを得る方法として、ポンプ光に波長ごとに異なる周波数で変調をかけて波長を弁別する同時多波長計測が実現されている。しかし試料の応答が遅い光熱顕微鏡では、変調周波数によって得られる信号のゲインが異なり、高速な測定ではスペクトルの歪みが現れる。我々は白色ポンプ光の各波長に対して、変調周波数帯域が同一である疑似ノイズで変調し、低歪みな測定を可能にする方法を開発した。