2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[14a-PB5-1~14] 6.6 プローブ顕微鏡

2020年3月14日(土) 09:30 〜 11:30 PB5 (第1体育館)

09:30 〜 11:30

[14a-PB5-12] 単層銀ナノキューブアレイのナノ構造解析と表面増強ラマン散乱分光

片野 諭1、岩堀 健1、山崎 良太2、笹島 匠1、水野 文菜2、小野 篤史2,3、上原 洋一1 (1.東北大通研、2.静大工、3.静大電研)

キーワード:銀ナノキューブ、プラズモニック材料、走査プローブ顕微鏡

立方体の形状を有する銀ナノキューブ(AgNC)は、球体の金属ナノ粒子よりも高い波長共鳴性や電場増強度を有するため、新しいプラズモニック材料として注目されている。本研究では、AgNCをAu(111)基板上に集積した二次元ナノ集合体の構造を原子間力顕微鏡、走査トンネル顕微鏡、走査電子顕微鏡を用いて計測し,さらにAgNC上に吸着した高分子鎖(PVP)の吸着状態をラマン分光法で調べた結果について報告する。