[14a-PB6-1~17] 12.2 評価・基礎物性

[14a-PB6-3] 第2次光高調波発生の局所発振との干渉を用いたトライボ発電層（カプトン型ポリイミド）の摩擦電気の可視化 ～正負の極性を分けた可視化～

〇田口 大¹、間中 孝彰¹、岩本 光正¹ (1.東工大)

キーワード：摩擦発電

トライボ発電は摩擦電気による発電です。近年研究が活発化し、関連するIEC標準が本年7月に公開されました。わたしたちは、第2次光高調波発生（SHG）測定が電荷移動による分極と双極子配向による分極を特定できることを利用して、光学的に摩擦発電を可視化する新しい手法の研究を進めています。本発表では、波長1064 nm（SHG波長533 nm）のレーザー光で、電荷の正負の極性を区別できることを実験で実証しましたので報告します。