[14p-A301-1~13] 31.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[14p-A301-11] QUBOを用いた論理ゲートイジング計算機におけるビット間結合の高階調化とグラフ彩色問題の検討

〇三木 司¹、島田 萌絵¹、平田 鷹介¹、白樫 淳一¹ (1.東京農工大院工)

キーワード：イジングスピンモデル、組合せ最適化問題、論理回路

近年、交通渋滞の解消や物流コスト低減といった実社会の複雑な問題を高速に解くことが求められており、この問題は一種の組合せ最適化問題に相当する。そこで、イジングモデルを用いた解探索手法が注目されている。これまで我々は、論理表現されたイジングモデルにQuadratic Unconstrained Binary Optimization (QUBO)を導入し、巡回セールスマン問題の検討を行ってきた。今回は、QUBOを用いたイジング計算機におけるビット間結合を高階調化し、グラフ彩色問題の検討を行った。