2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」 » 31.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

[14p-A301-1~13] 31.1 フォーカストセッション「AIエレクトロニクス」

2020年3月14日(土) 13:45 〜 17:15 A301 (6-301)

酒井 朗(阪大)、浅井 哲也(北大)

17:00 〜 17:15

[14p-A301-13] SQAを実装したイジングマシンによるTSPの検討

島田 萌絵1、三木 司1、平田 鷹介1、白樫 淳一1 (1.東京農工大院工)

キーワード:イジングスピンモデル、組合せ最適化問題、量子アニーリング

近年、組合せ最適化問題を効率的に解く計算機として、量子アニーラーが注目を集めている。室温大気下で動作する計算機として量子アニーラーを模擬したイジングマシンの研究も盛んに進められている。これまで我々は、2Dイジングマシンにシミュレーテッド量子アニーリング(Simulated Quantum Annealing: SQA)を導入し、最大カット問題に対して演算を行ってきた。今回は、巡回セールスマン問題におけるSQAを用いたイジングマシンの演算特性を検討した。