[14p-A404-10~19] 17.3 層状物質

[14p-A404-10] [講演奨励賞受賞記念講演] ゼーマン型スピン軌道相互作用を有するファンデアワールス・ヘテロ界面における磁気特性

〇松岡 秀樹¹、Stewart Barnes²、家田 淳一³、前川 禎通^4,5、Mohammad Bahramy^1,4、王 越¹、吉田 訓¹、石坂 香子^1,4、岩佐 義宏^1,4、中野 匡規^1,4 (1.東大院工、2.マイアミ大、3.原子力機構、4.理研CEMS、5.中国科学院大学KITS)

キーワード：磁性、遷移金属ダイカルコゲナイド、分子線エピタキシー法

異なるファンデアワールス(vdW)物質を積層して得られるvdWヘテロ構造は、単体では得られない物性や機能の発現の場として注目を集めて始めている。本研究では、ゼーマン型と呼ばれるvdW物質特有のスピン軌道相互作用を有する物質と強磁性体のヘテロ構造を分子線エピタキシー法を用いて作製し、両者の相関について議論してきた。本発表では、特に原子層数層からなる超薄膜を用いたヘテロ構造を中心に研究の最近の進展を報告する。