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[14p-A404-15] 液浸ラマン分光法を用いたMoS2のキャリア濃度評価
キーワード:二硫化モリブデン、ラマン分光法、スパッタ法
これまでラマン分光法はMoS2などの二次元層状物質群では一般的に層数評価として用いられてきた。他方、本来ラマン分光法によって得られるスペクトルは各種物性に敏感である。ゆえに層数評価以外にも様々な評価に応用できる。我々は低エネルギー側のE1g振動モードに着目した。本研究では2H-MoS2単結晶を用いてFano効果のキャリア濃度依存性を確認し、その関係性からラマン分光法によるキャリア濃度の評価手法を提案する。