2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[14p-A410-1~9] 有機トランジスタ:新たなるフロンティアを目指して

2020年3月14日(土) 13:30 〜 18:30 A410 (6-410)

中村 雅一(奈良先端大)、北村 雅季(神戸大)、渡邊 康之(諏訪東京理科大)

17:15 〜 17:45

[14p-A410-7] 印刷型有機薄膜トランジスタと集積回路応用

時任 静士1 (1.山形大学ROEL)

キーワード:有機半導体、有機TFT、印刷エレクトロニクス

我々は長年、有機材料を活用した印刷型電子デバイスの研究を行なってきた。特に、有機TFTとその集積化の可能性を検討し、印刷法で作製した有機TFTがアナログ、デジタル集積回路へ応用可能であることを報告している。応用の具体的な例としては、センサとの組み合わせたセンサシステムの実現であり、この場合、両者を印刷法で基板上に一体的に作製することができる。また、フレキシブル有機ELやセンサをアクティブ駆動するバックプレーンも注目されている応用例である。本講演では、当研究室で進めているこれら印刷型有機集積回路とその応用展開について最新成果を紹介する。