[14p-B309-1~18] 3.12 ナノ領域光科学･近接場光学

[14p-B309-14] 量子ウォークによるドレスト光子のエネルギー移動の自律性について

〇瀬川 悦生¹、松岡 雷士²、西郷 甲矢人³、三宮 俊⁴、大津 元一⁵ (1.横浜国大、2.広島工業大、3.長浜バイオ大、4.(株) リコー、5.ドレスト光子)

キーワード：ドレスト光子、量子ウォーク

半無限システムにおける量子ウォークの定常性を利用し、ドレスト光子のエネルギー移動の自律性を検証する。この量子ウォークにおける定常状態は背後にあるランダムウォークの可逆性、非可逆性に強く依存し、可逆の場合は電気回路で表現され、非可逆の場合はグラフ内部での高い滞在率をパラメータでコントロールできることを示す。そして微粒子を幾つか鎖状に繋げたときにどのように推移していくかについても検討する。