[14p-B406-1~18] 3.10 光量子物理・技術

[14p-B406-10] 周期分極Mg添加LiTaO₃結晶を用いた中赤外光発生

〇田中 耕一郎¹、北條 真之¹ (1.京大理)

キーワード：パラメトリック下方変換、中赤外光発生、周期分極Mg添加LiTaO3結晶

中赤外域と可視域において量子的に相関した光子対を生成する方法として、パラメトリック下方変換過程がある。本研究では周期分極Mg添加LiTaO₃ (PPSLT) 結晶を用いた同軸配置の中赤外域と可視域の光子対生成について調べた。ポンプ光の波長を0.6 µmから0.85 µmに選ぶと、同じ分極周期の同軸方向の解が二つあることがわかった。この特徴を生かした広帯域中赤外光発生についてのべる。