2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.10 光量子物理・技術

[14p-B406-1~18] 3.10 光量子物理・技術

2020年3月14日(土) 13:15 〜 18:00 B406 (2-406)

行方 直人(日大)、辻野 賢治(東京女子医大)

15:45 〜 16:00

[14p-B406-11] 周期分極Mg添加LiTaO3結晶を用いたアップコンバージョン
過程による広帯域中赤外光検出

北條 真之1、高橋 孝2、内田 健人1、谷 峻太郎2、小林 洋平2、田中 耕一郎1 (1.京大理、2.東大物性研)

キーワード:パラメトリック上方変換、中赤外光検出、周期分極Mg添加LiTaO3結晶

中赤外域の光を検出する方法として、2次非線形光学現象の1つであるアップコンバージョン過程が注目されている。可視域に変換することで高感度な可視域用検出器を使えるというメリットがある。最近、周期分極LiNbO3 (PPLN)結晶を用いた中赤外光のアップコンバージョン過程についての報告がなされた。本研究では、PPLNに比べ中赤外域で緩やかな屈折率分散を有する周期分極Mg添加LiTaO3 (PPSLT) 結晶を用いたアップコンバージョン過程について調べた。