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[14p-B408-15] カソードルミネセンスにおけるフォトンバンチング
キーワード:カソードルミネセンス、HBT、ナノダイアモンド
電子顕微鏡を用いたカソードルミネセンスは、解析手法として、半導体・鉱物の解析や、ナノフォトニクスにおける近接場分布の測定などに用いられている。CLにおける蛍光発光では、電子線励起によるバルクプラズモンが、同時に複数の発光中心を励起するといわれている。 このため、1つの加速電子が試料に入射しプラズモンを励起した際には、複数の光子が塊(バンチ)として放出される。本研究では、これまでに数例しか報告されていないCLにおけるバンチングを検証し、その応用を検討する。蛍光発光体には、ナノダイアモンドを用いた。