16:45 〜 17:00
[14p-B409-13] ポンプ・プローブ法におけるマルチチャンネル分光検出のための時分割検出法を用いた白色パルス光の強度雑音除去
キーワード:レーザー分光、ノイズキャンセル、誘導ラマン
誘導ラマン散乱法においてスーパーコンティニューム光を用いた分光マルチチャンネルロックイン計測により分子振動スペクトルが得られる。しかし強度雑音が大きく長時間の積算を要する。本講演では白色パルス光源の参照光に対しパルス繰り返しの半周期分だけ遅延を与えてプローブ光と空間的に重ね、時分割多重化する。検出後に多重分離し差分をとり、強度雑音を打ち消す。この方法でほぼショットノイズ限界が達成できた。