2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.8 光計測技術・機器

[14p-B409-1~15] 3.8 光計測技術・機器

2020年3月14日(土) 13:15 〜 17:30 B409 (2-409)

大久保 章(産総研)、瀬戸 啓介(東理大)

14:00 〜 14:15

[14p-B409-3] ピコ秒レーザー超音波を用いたバイオイメージング
~非同期光サンプリング式ピコ秒レーザー超音波計測~

関 滉太1,2、水野 孝彦2、長谷 栄治2、南川 丈夫1,2、荻 博次3、安井 武史1,2 (1.徳島大理工、2.徳島大pLED、3.阪大工)

キーワード:超音波

細胞の力学特性評価は、細胞の機能発現のメカニズムなどを探る上では重要であるが、従来のAFMやSAMでは接触測定や低空間分解能が問題である。その解決法として、金属ナノ薄膜に集光照射されたフェムト秒パルス光の吸収によって誘起される瞬時熱弾性膨張による超音波を用いたピコ秒レーザー超音波顕微鏡がある。従って、金属ナノ薄膜上に細胞を配置することにより、SAMの空間分解能を大きく上回るイメージングが可能になる。