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[14p-PA1-69] 磁性トポロジカル絶縁体の非対称表面を利用した両極性伝導型熱電素子
キーワード:磁性トポロジカル絶縁体、熱電変換、界面制御
本研究では、磁性トポロジカル絶縁体(TI)の非対称な表面状態を利用した熱電変換素子を提案し、その熱電性能を理論的に研究した。磁性元素の添加による影響として、表面ギャップとイオン不純物の2つを想定し、ボルツマン輸送理論によりZTを計算した。その結果、本素子では室温以下でZTが大きな値を取りうることがわかった。本講演では、熱起電力と電界効果の併用による磁化反転についても議論する予定である。