2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

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8 プラズマエレクトロニクス » 8 プラズマエレクトロニクス(ポスター)

[14p-PB4-1~22] 8 プラズマエレクトロニクス

2020年3月14日(土) 13:30 〜 15:30 PB4 (第1体育館)

13:30 〜 15:30

[14p-PB4-21] レーザーエリプソメトリによるグラフェン成長初期過程のモニタリング

林 康明1,2,3、野々村 秋人1、三瓶 明希夫1 (1.京都工繊大、2.大和大、3.中部大)

キーワード:グラフェン、エリプソメトリ、プラズマCVD

グラフェンを非金属基板上に直接成長するとき核発生段階をモニタリングする計測技術が必要となり、表面状態変化を極めて敏感に測定できるレーザーエリプソメトリを利用することを提案している。グラフェンの成長にマグネトロンプラズマCVD装置を用い、原料ガスにCH4とH2を、基板にSi上SiO2薄膜(膜厚110nm)を用いた。エリプソメトリによるモニタリングの結果、グラフェンの成長には、約1600秒の核発生誘導期間があり、核発生開始の時点で特徴的な変化をしていることが分かった。