[15a-A403-1~11] 17.1 カーボンナノチューブ，他のナノカーボン材料

[15a-A403-5] 機械学習を援用したカーボンナノチューブの有機溶媒への完全溶解とその理解

〇野々口 斐之^1,2、宮尾 知幸^1,3、後藤 千草¹、村山 智子¹、船津 公人^1,3,4、河合 壯¹ (1.奈良先端大物質、2.JSTさきがけ、3.奈良先端大データ、4.東大院工)

キーワード：カーボンナノチューブ、分散、有機溶媒

単層カーボンナノチューブ（SWCNT）の高効率な溶媒分散は水などの限られた溶媒に限定されている。導電性ポリマーによる分散は数少ない成功例であるが、トルエンなどの非極性ならびに低極性溶媒に限られている。一方で実用的な観点からは、より幅広い極性範囲の溶剤の利用が待たれている。本研究では種々の分散剤を利用し，アルコールからエーテルまでの幅広い有機溶媒へのSWCNTの高収率溶解とその普遍性を実証する。