2020年第67回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

17 ナノカーボン » 17.3 層状物質

[15a-A404-1~11] 17.3 層状物質

2020年3月15日(日) 09:00 〜 11:45 A404 (6-404)

上野 啓司(埼玉大)

11:30 〜 11:45

[15a-A404-11] 走査型非線形誘電率顕微鏡による機械剥離WSe2/SiO2と架橋型WSe2のキャリア分布の観察

高野 幸喜1、山末 耕平1、加藤 俊顕2、金子 俊郎2、長 康雄1 (1.東北大通研、2.東北大院工)

キーワード:半導体、層状半導体、SNDM

層状半導体は厚さが原子オーダと非常に薄いため,その電気特性は基板などとの界面の影響を受けやすい.これらの影響を抑制するため,基板から層状半導体を浮かせた架橋型構造にすることが有効であると期待される.そこで本研究では,スコッチテープ法によりSiO2/Si基板に転写されたWSe2と架橋型WSe2の2つの試料のキャリア分布とその直流バイアス依存性を走査型非線形誘電率顕微(SNDM)を用いて評価比較した.