[15a-A405-1~7] 22.1 合同セッションM 「フォノンエンジニアリング」

[15a-A405-2] GaAsフォノニック素子を用いた音響駆動強磁性共鳴に関する検討

〇畑中 大樹¹、国橋 要司¹、眞田 治樹¹、山口 浩司¹ (1.NTT物性研)

キーワード：強磁性共鳴、表面弾性波、スピンメカニクス

本研究では、フォノニック結晶（PnC）技術のスピンメカニクス分野への展開を目指す。まず、その予備実験として、PnCの媒質であるGaAsにおいて誘起した極超音波振動（SAW）による、強磁性共鳴（FMR）励起の実現可能性を調べた。GaAs-SAW素子に磁場を印加すると、SAWによるFMR励起を示唆するSAW伝搬波の吸収や速度の変調を確認した。