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[15a-D209-3] 粒子線の多重散乱角を用いた体内撮像による In Beam 位置補正法
キーワード:粒子線治療、放射線測定器、ビームモニター
本研究の目的は、粒子線治療の質を向上させることである。粒子線の多重散乱角を用いた体内撮像手法により、照射ビームと身体の相対的な位置を補正する。モンテカルロ・シミュレーションにより撮像原理を検証した結果、撮像画像から物質の電子密度差を識別でき、撮像が原理的に可能であることを示した。またビーム強度100kHz程度の160MeV陽子のビームプロファイル測定し、原理検証を行った。以上の結果について報告する。