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[15a-D305-1] ピークトラッキング走査型熱振動顕微鏡
キーワード:粘弾性、ヤング率、表面下構造
熱振動波形のロックイン検波により参照周波数近傍の熱振動振幅を計測し、振幅が最大となるよう参照周波数を調整することで、熱振動振幅がピークを示す周波数、すなわち共振周波数を追尾できるピークトラッキング走査型熱振動顕微鏡(PT-STNM)を開発した。PT-STNMは従来のコンタクトモードAFMで得られるたわみ信号やねじれ信号に加え、粘弾性や動的摩擦に関する情報を与える技術である。