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[15a-D411-7] 【注目講演】量子アニーリングを用いた固体中イオン拡散の取扱い
キーワード:量子アニーリング、イオン拡散、相関係数
第一原理計算で同定されるイオン伝導経路網を巨視的拡散係数予見に結びつけるための相関因子算定は、骨の折れる数上げで単純な格子系にしか適用がない。量子アニーリングを用いてこれを数上げるスキームを構築し、模型系に既知の相関因子が正しく再現確認された。この定式化では、数上げのための仮定や単純化は不要で、第一原理解析で得られる経路障壁エネルギーの温度変化、圧力変化などを通じた拡散係数制御の解析が可能となる。